建物表題登記に必要な書類一覧と準備のポイント
建物表題登記の申請では、申請書・図面・証明書類など複数の書類が必要です。特に「どの資料を揃えればよいか」がわかりにくく、申請が滞る原因になりがちです。ここでは必要書類の一覧と準備のポイントを整理しました。
必須書類一覧
- 登記申請書:所在・種類・構造・床面積・原因日付を記載。
- 建物図面・各階平面図:方位・縮尺・外周寸法・求積・凡例を明記した法定様式。
- 所有権証明書類(2点以上)
- 建築確認済証
- 検査済証
- 工事完了引渡証明書
- 請負契約書・領収書
- 売渡証明書 等
- 住民票や印鑑証明書:申請人の本人確認用(必要に応じて)。
代替書類で対応できる場合
古い建物などで「確認済証・検査済証」が見当たらない場合もあります。その場合は次のような資料で代替可能です。
- 固定資産税の課税明細書
- 隣地所有者の証明書
- 相続証明書等
準備のポイント
- 事前に役所や法務局へ確認し、必要書類が揃っているか確認する。
- コピーではなく原本提出が必要な場合があるため要注意。
- 不備があると補正で時間がかかるので、専門家チェックを受けると安心。
まとめ(要点)
- 建物表題登記には申請書・図面・建築確認関係書類・所有権証明書類が必要。
- 古い建物は固定資産税資料や役所証明書で代替可能。
- 原本提出や補正リスクに備え、土地家屋調査士に依頼するのが安心。